オーストラリアンルールズ・フットボール(オージーボール)1.オーストラリアンルールズ・フットボールとは? オーストラリアンルールズ・フットボールは、通称、オージーボールと呼ばれ、
オーストラリア生まれの、しかもオーストラリアでしかプレーされていない
スポーツです。
オーストラリアでは
ラグビーと並び、最も人気があるスポーツで、1858年に Thomas Wentworth Willsと Henry Harrisonらが、友人と共に駐屯していたアイルランド軍の兵士達がプレーする Gaelic Footballや、イングランド人が Union Ragby(ユニオン・ラグビー)の原型となるフットボールをやっているのをみて、オーストラリア人的な、独自のフットボールを考案し、Melborne Football
Club(メルボルン・フットボール・クラブ)として、創設したのが始まりと言われています。
最初、クリケット場を使って行われたため、長円形のスタジアムとなりました。
2.基本ルール グランドは長直径165M、短直径137Mの楕円形をしており、その両端にはそれぞれ4本のポールが立っています。中の2本の間にボールを蹴り込めばゴールで6点、外の2本の間に蹴り込めばビハインドと言って1点得点することができます。
この大きなグランドに1チーム18人が出て戦います。ボールは皮製で、ラグビーボールと同じように楕円形をしていますが、ラグビーのものよりひとまわり小さくなっています。
ゲームは、1クォーター25分で4クォーター行われます。 ゲームはグラウンド中央のボールアップから始まり、それぞれのゴールへ向け、キックやハンドパスで進んでいきます。
キックを使う場合、ボールが10m以上飛行した後ダイレクトで取った場合、マークとなります。マークを取ると、
プレーヤーは、その地点からのフリーキックか、試合続行かを選ぶことができ、大変有利になります。そのため、試合中は、このマークを得ようとして空中での激しい争奪戦も見所の1つになっています。
パスをする場合も投げるのは禁止されており、ハンドパスは一方の手にボールを持ったまま、もう一方の手でげんこつを作り、そのげんこつで打って行います。
もうひとつ禁止されているのは、ボールを持ったまま15m以上走ることです。15mの手前で一度ボールをバスケットのドリブルのように地面に接触させるとそこからまた15mは知ることが出来ます。
なお、ボールを持ったままタックルされた場合は捕まったほうが反則を取られるので、ボールは常にすばやく選手から手放されることとなり、試合は実にスピーディーに展開され大いに観衆を楽しませてくれます。
3.クラブチームの形成からAFLへ 1850年代に生まれたオーストラリアンルールズ・フットボールは、70年代後半までに人々の関心を集めるようになり、1877年、メルボルン・フットボール・クラブが新たにVFA(ビクトリアン・フットボール・アソシエーション)として発足しました。(VFAはオーストラリアでもっとも古い統括団体です)
そして、1896年10月2日に、8つのクラブチーム(Carlton/カールトン, Collingwood/
コリンウッド, Essendon/
エッセンドン, Fitzroy/フィッツロイ(現在Brisbaneに合併),Geelong/ジロング, Melbourne/メルボルン, South Melbourne/サウス・メルボルン(現在Sydneyに移管), St Kilda/セントキルダ)により、VFL(ビクトリアン・フットボール・リーグ)が形成されました。
1982年に South MelbourneFC/サウス・メルボルン・フットボールクラブが シドニーへ移転した頃(現Sydney Swans/シドニー・スワンズへ)から、徐々にそれまでのVictoria州のカラーからネーション
ワイドに変わり、1990年正式にVFLからAFL(オーストレイリアン・フットボール・リーグ) へ改名されました。
現在はオーストラリア
全国で16チームあり、優勝決定戦は、Grand Final(グランド・ファイナル)とよばれ、1897年から毎年 MCG(メルボルン・クリケット・グラウンド)で9月上旬に開催されています。